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2008年10月14日 (火)

演劇:維新派・呼吸機械(その1)

 作・演出 松本雄吉
 音楽   内橋和久
  舞台美術 柴田隆弘
 照明   三浦あさ子

 出演   岩村吉純、藤木太郎、ほか50名ほど
 劇場   滋賀県長浜市さいかち浜
        野外特設劇場<びわ湖水上舞台>
 時間   2時間(途中休憩なし)
 観劇   2,007年10月12日 19:00~(満員、約500名強)
 期間   公演終了(10月2日~5日、9日~13日)

 

 北陸本線米原駅から金沢方面に2駅目の田村駅下車。そこから徒歩5分ほどの浜辺に野外特設劇場ができています。
 大阪から快速電車利用で2時間弱、京都からは1時間強。終演後は1時間に2本ほどの電車しかありませんので、大阪に戻れば真夜中近くになりそうです。実に辺鄙な場所。

 天気予報は11日が雨、12日は晴れ。よって12日昼過ぎに横浜を出発。田村駅を一駅過ぎた長浜市のホテルに16時過ぎ到着。一通りの雨支度をして17時20分過ぎに野外劇場着。開場には少々早いですけど、例によって当日券で入場しようとの魂胆ですから早めに並ばないと。いい度胸と言うか、計画性がないと言うか。

 湖を臨むようにして階段状の客席。1列35人掛けで15・6列。中央と左右の通路に立ち見でざっと数えて約500名強の客入り。前述のように決してアクセスの良い場所でもないのにこれだけの人が集まってしまうのです。実に不思議です。

 舞台は砂浜から湖の中に至るようにゆるい傾斜の板(?)張り。後で判るのですが、この舞台が実に効果的に使われます。

 湖の向こうに比叡の山が。夕焼けの赤みが段々薄れて湖面も定かでなくなります。劇場脇に出店やライブの舞台が丸く並び、真ん中に焚き火が一つ二つ。開演前・終演後の楽しみも維新派ならではのもの。もっとも、特設野外劇場でないとこれも実現困難と思いますが。

 写真と感想は続きます。

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コメント

光景が浮かぶようです。
良く耳にする維新派、一度は観たいものです。湖上演劇ですね。オペラも観損ねたから、こちらを是非経験したいなぁ。
根強い人気なのでしょうね。

投稿: strauss | 2008年10月14日 (火) 19時13分

 利賀とは異なる野外劇が展開します。大阪のバイタリティの表出と言えましょうか。新国立、彩の国と劇場の演目を観ましたが、やはり維新派は野外劇場が一番。私は2001年の奈良・室生「さかしま」以来です。
 2002年の岡山・犬島「カンカラ」にぐずぐずしていて行きそびれ、後悔した経験があります。ですから、野外劇場ならどこでも行きたい。
 ただし、私の経験では寒さが厳しいです。今回も雨用に持参したポンチョをかぶっていました。来年は遠征してみませんか。

投稿: F3 | 2008年10月16日 (木) 01時10分

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