« 路上観察:横浜散歩・2008年夏(2008年8月16日) | トップページ | 路上観察:2008年利賀フェスティバル・道中編2(2008年8月22日) »

2008年8月22日 (金)

路上観察:2008年利賀フェスティバル・道中編1(2008年8月21日)

 まだ利賀村には到着していません。
 本日は、横浜を出発して長野県東御市にあるヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーで昼食、上田市にある無言館、信濃デッサン館、小布施町の北斎館に立ち寄って魚津市まで移動しました。

 

 しばらく前に知った ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー は、エッセイスト・画家の玉村豊男さんがオーナで、長野県東御市の山の中にあります。写真を見ていただければ納得できると思いますが、本当に山の中にあります。自分のことは棚に上げて、こんなところまでよく来るなと思っていました。来る人はそう多くないと思っていましたが、あにはからんや満員でした。木曜日のランチですよ。

 「里山ビジネス ・玉村豊男著・集英社新書448B」を一読したら詳しいことがわかるのではないかと思います。申し訳ありませんが、私は本屋で冒頭の数ページを読んだだけですので内容は保証しません。

1 2 3

 
 
 
 

 昼食を終えてから、無言館、信濃デッサン館に向かいました。 
 戦争によってその生を強制的に断ち切られた画学生の作品を集めた無言館。その作品の完成度が高くないのは事実です。そして保管状況も決して良くありません。それなのにこみ上げる何かがあるのなぜでしょうか。享年二十何歳、三十何歳。出征通知を受け取ってから描きあげた絵。

 一般的には作品が全てを語るのでしょう。しかし、無言館に収められている絵は当時の社会状況までを加味して理解することを心がけなければならないように思います。もっと生きたかった、もっと描きたかった、きわめて当たり前のことがなぜできなかったのかと。

 夭逝した画家のデッサンを集めた信濃デッサン館。村山塊多、関根正二、松本俊介、野田英雄・・・。私は、彼らよりはるかに長生きをしてしまいました。運命と言ってしまえば簡単ですけど。庭先で、館長の窪島誠一郎さんを見かけました。

4 5 6 7 

 
 
 

 この後、日本海沿いの美術館に向かう予定でしたが、のんびりしすぎて時間的に間に合わなくなったので小布施町にある北斎館に向かうことにしました。北斎館には北斎の富岳三十六景他、多くの作品が展示されています。

 富岳三十六景から思いついたこと。その昔、富士山はどこからでも見えたのだな。凱風快晴、くすんだ色だな、もっと鮮やかな赤だったような印象があるのですが、ひょっとして版が違うのかな。描かれていない部分に大いなる余韻があるな、具象のようではあるが本当は抽象画なのではないか。私が卒業した小高い丘の上に中学校の校庭からも富士山は良く見えたな。

 

 この後、雨に降られながら魚津駅到着、駅前にほたるいかのイルミネーションが。

8

| |

« 路上観察:横浜散歩・2008年夏(2008年8月16日) | トップページ | 路上観察:2008年利賀フェスティバル・道中編2(2008年8月22日) »

コメント

無言館に行かれたのですね。
私も何年か前に行きました。
作品や遺品の前に立つと、静かに、しかし饒舌に彼らが語りかけてくるようで、立ち尽くしてしまったことを思い出します。私には、戦争の悲惨さや運命の無常を嘆く悲しみの声ではなく、制作に没頭する喜びや芸術家としての誇りが聞こえたような気がしました。そして、そんな彼らを失った、ご家族や恋人や友だちなど、彼らの周りの人々の悲しみを思った時、涙が止まらなくなってしまったのでした。
無言館に行って自分の中で何かが変わったかと言えば、正直、何も変わったことはありません。でも、あの場所で、作品の前で涙を流した事は忘れません。そんな自分の感性を、これからも大切にしたいと思っています。

さて、私もこれから利賀に向けて出発します。
静岡は今、雨が降り始めました。今夜、利賀はどうでしょう。気になりますね。
では、後ほど利賀で。

投稿: さらら | 2008年8月23日 (土) 10時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 路上観察:2008年利賀フェスティバル・道中編1(2008年8月21日):

» 関連するブログを集めています [OLの口コミで全国に広がった「エステ・プラソン」体験予約は激安〜エステマニア〜]
OLの口コミで全国に広がった「エステ・プラソン」体験予約は激安〜エステマニア〜 [続きを読む]

受信: 2008年8月22日 (金) 15時08分

« 路上観察:横浜散歩・2008年夏(2008年8月16日) | トップページ | 路上観察:2008年利賀フェスティバル・道中編2(2008年8月22日) »