路上観察:馬堀海岸から観音崎経由で浦賀(2008.7.5)
横須賀京急沿線ウォーク第2回「七夕ウォーク」に参加しました。起点の京急馬堀海岸駅から観音崎を経由して浦賀の東叶神社までの10.5Km。東叶神社では七夕の短冊に願いを書いて笹に結び付けます。
京急馬堀海岸駅→(30分)→走水水源地→(30分)→横須賀美術館→(35分)→東京湾海上交通センター→(20分)→自然博物館→(30分)→東叶神社→浦賀の渡し→西叶神社→(30分)→京急浦賀駅
京急馬堀海岸駅近くの公園で地図を頂いてから、海岸目指して直進します。約5分で海岸、東京湾が目の前に広がります。快晴とは言えませんがまずまずのハイキング日和、ただし陽射しは強く、歩き出すとすぐに汗が滴り落ちます。
海岸沿いの遊歩道・自動車道を観音崎目指して歩きます。浅瀬では多くの人が何かを採っている光景が見られます。底を掻く道具を持つ方もおられるので貝類でしょうか。
30分ほどで走水の水源地に着きます。ここは「ヴェルニーの水」とも言われ、横須賀水道発祥の水だそうです。道沿いにレンガ造りの建屋が見られ、公園に水のみ場が整備されています。
途中、走水神社に参拝しながら30分ほど歩くと横須賀美術館に到着します。この美術館は、海岸から連続するような実に開放的な空間の傍らに白を基調にした建屋があって、それだけで気持ちが和みます。弁当持参していなかったので、レストランで昼食。ハイキングにはあるまじき行為ですが、室外のテーブルで頂くパレットランチは大変美味でした。本日は鑑賞なし。
美術館の裏山、観音崎公園に進みます。公園は一帯の山の中に花の広場、海の子とりでなどの施設が散在します。
そして、アジア・太平洋戦争中の砲台跡なども散在します。当時は決して立ち入ることの出来ない一帯でしょう。子どもさんが一緒ならば、平和であることの大切さを説明する絶好の機会になると思います。
緑陰の山道を歩くこと30分で東京湾海上交通センター、そこから10分ほどで観音崎海岸まで下ります。既に海水浴、傍らでバーベキューを楽しむ方、海岸は賑わっています。
再び海岸沿いの道を進みます。小高い丘の上に日本初の洋式灯台である観音崎灯台が見えますが、本日は眺るだけで先に進みます。やがて自然博物館。観音崎灯台直下から10分ほど。
この辺りから霧が流れるように山裾を這っていました。もちろん、海上の視界もきかず、行きかう船の霧笛が鳴り響いています。後で知ることになりますが、数件の海上交通事故があったようです。最新の装備をしてもなお人知の及ばない自然、心したいと思います。
暫く海外沿いの道を進みますが、やがて街中に入ります。小一時間で東叶神社に到着、七夕ウォーキングはここで終わります。
後は京急浦賀駅までは道なりに30分ほです。
私は浦賀の渡しで対岸に渡り、西叶神社に参拝してから京急浦賀駅に向かいました。渡しは、待ち時間を入れて10分ほど、そこから京急浦賀駅までは30分ほどです。
全コースに沿ってバスが走っています。疲れたらコース途中でバスを利用するのも良いでしょう。観音崎公園内以外は陽射しを遮る物が少ないので、帽子等日除けを考えてください。子ども連れならコースを短縮し、磯遊びなどに時間を割くのも楽しさが増すと思います。
写真上から、馬堀海岸、横須賀美術館、観音崎公園内の砲台跡、観音崎灯台、東叶神社、浦賀の渡し。
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