路上観察:続・横浜市内にある幻の廃線跡
昨年7月の「横浜市内にある幻の廃線跡」で、「JR社宅も、最近、全ての人が立ち退いたようで、人が入れないように周囲を囲んでしまいました」と書きました。
工事は大分進んでいますが、JR社宅を壊して更地にしています。その様子を見ると、社宅があった時よりさらに鮮明に線路跡であったことが判明します。写真は西に向いて写していますが、このまま延長すれば現在のJR横浜駅とJR保土ヶ谷駅の中間で接することになります。
工事の注文主には名前の知れた建築会社が記載されています。一年も過ぎれば、恐らく高層住宅が出現していることでしょう。
少し離れた場所にある新幹線運転手さんのJR社宅、ここでは既に基礎を作っていました。10階建て4棟の高層住宅が出現するようです。ちらは敷地が短いので、線路跡の印象は薄いです。こ写真は東に向いて写していますが、このまま延長すれば旧JR高島貨物駅に接続しそうです。現JR横浜駅にはかなり急カーブする必要があります。
工事現場の写真を撮っていたら警備の人が「何か」と。不審に思われたのでしょう。注意して路上観察する必要があります。
この付近は見事な桜並木になっていて、桜の盛りには近所の人が花見をしています。この写真は昨年4月撮影ですが、左側の桜の後ろにJR社宅が写っています。写真の西に向いて写しています。工事現場の写真とは逆向きです。桜は敷地外にあって残りそうです。
往時の車窓から桜並木が見えたでしょうか、樹齢と会わないかな。先代の桜では?
JR社宅が連なっていた記憶から廃線跡に結びつきました。新しくなった建物にJRの名前が残らなければ、そういうことに思い至ることもなくなるでしょう。
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