音楽:川井綾子・室内楽シリーズVol.1
曲目 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」
シューベルト :アルペジオーネ・ソナタ
シューマン :幻想小曲集
ブラームス :クラリネット・チェロ・ピアノの為の三重奏曲
出演 川井綾子(ピアノ)
板倉康明(クラリネット)
渡部玄一(チェロ)
会場 横浜みなとみらいホール・小ホール(18-2席)
公演 2008年1月11日19時~ (満員)
年末年始が仕事だったため、正月気分も無いままに早10日が過ぎました。本日(11日)は用有りで仕事を休んだので4連休、遅ればせながら正月気分を味わおうかと。でも、14日に仕事が入ったため正月気分は一日短縮。中身を濃くして三日間を楽しまないと。
近所で開催されるコンサートを調べたら標題のコンサートがありました。比較的聴いているのは「アルペジオーネ・ソナタ」だけ、他は聴いたことがありません。出演者も始めて接するのですけど、まあ良いかと。
「アルペジオーネ・ソナタ」を初めてライブで聴きました。聴けたのは良かったのですが、何かしっくりしませんでした。この曲だけではないのですが、何かバランスが悪いのです。使用するピアノはフルコンサートタイプ。コントロールしなければ、クラリネット、チェロの音は敵わないかと。
ピアノは前面に出て、クラリネット・チェロは奥のほうに引っ込んでいるような感じで終始しました。CDを聴いているとそのようなことに気づきもしないのですが、やはりライブの重みだと思います。ベートーヴェンで気になって最後まで続きました。
テクニックを云々できるわけでなく、全体の楽しいことが、私の演奏会のポイントです。その面から言えば室内楽は難しいですし、初めて聴く曲が多いのもそれに輪をかけていました。よく知っていた曲目ならば、印象も変わっていたと思います。
アンコールに「エルガー・朝の挨拶」がトリオで演奏されました。これは楽しかった。心なしかバランスも良いと感じました。
プログラムに室内楽シリーズと銘打ってあります。2回、3回と続くのでしょう。継続して聴きたいと思っています。ただ、アンケートも無かったので、次回以降は自分で調べなければならないようです。
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