音楽:Straight No Chaser
Straight No Chaser、\690。ずいぶん安いな、銘柄は何?Warner Bros。??
本を買った後、CD屋さんを通り抜けようとして目に入りました。「Thelonious Monk:Straight No Chaser」のDVD。売切れ御免と書いてあるので(書いていなくても690円だから)、即座に買いました。
セロニアス・モンク、ジャズピアノの巨人にして作曲家。
1917年ノースカロライナ生まれ。自己流でピアノを学び、後にジュリアードへ。ビバップ・スタイルを隆盛に導いた中心人物と言われ、1982年没。過去の人のようで、いまなお彼の多くの作品に日々、接する機会が少なくありません。
Jazzに古くから興味を抱いている方なら、「Thelonious Monk:Straight No Chaser」はご存知と思います。私は古くからJazzに親しんでいたわけではありませんが、まあ、知っていました。同名のアルバムがあります。しかし、このDVDは記録映画です。
冒頭、ピアノの前で踊るモンク。自分のタイミングになってあわててピアノに戻るモンク。「ラウンド・ミッド・ナイト」を演奏するモンク。キャバレー、レーコーディングスタディオ、コンサートホールで演奏する姿、あるいは日常の姿の断片を繋ぎ合わせた内容です。これでモンクが判るわけでもありませんが、巨人の一端が垣間見えます。私は楽しく視聴しました。
日々変化は激しいですが、その中で輝きを長く留めるものが多くあります。ジャンルは問いませんが、それらに接するのは楽しい。そして、輝き始め、いずれはさらに輝きを増すことになりそうなものに接することは更に楽しい。寒さなんかにめげないで動き回りましょう、輝きを探しに。
注:半年ぐらい前に書き始めて中断していたものを、ようやくまとめたものです。
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