路上観察:第9回港よこはまツーデーマーチ・第2日
沖縄から参加されたチナコさんが激をとばして9時にスタート。私は第2日も20Kmコースを選択、かすかに筋肉の痛みを感じるのは第1日の名残でしょうか。昨年は40Km、20Kmを歩いたのに、最近の運動不足が如実に現れていると思います。それでも元気にスタート。
スタート直後は第1日のコースを逆に進みます。「汽車の道」から「山下公園」に入り、公園半ばから出て「ホテル・ニューグランド」前、それから「中華街」へ。
中華街は「長陽門」から入って大通りを進み、「善隣門」から「玄武門」を経て「横浜公園」に進みます。「横浜ベイスターズ」の本拠地である「横浜球場」脇を通って「横浜市庁舎」前へ。そのまま「伊勢佐木町」へ。
伊勢佐木町の商店街を4丁目まで進むと、一角に「青江美奈・伊勢佐木
町ブルース」の記念碑があります。碑前面のボタンを押すと懐かしい歌声が流れます。ハスキーな声とため息が印象的で耳に残ります。百万枚を売り上げた大ヒット曲、昭和43年のことだそうですから遥か昔のこと。碑裏面には横浜にちなんだ曲名が刻んであります。
第1日に歩いた「大岡川」を横切り、「野毛山公園」まで少々急な坂道を登ります。登りきって5Km強、1時間10分ほど経過。信号待ち、まだ集団で進むのでなかなかマイペースになりません。皆さん歩くのが早くてどんどん後方に下がります。
この後中間点の「保土ヶ谷公園」までは下町を抜けて行きます。私の生活圏を掠め、国道一号、相鉄線を横切り、タマちゃん騒ぎのあった「帷子川」に沿って暫く進みます。「JR保土ヶ谷駅」付近から急な長い坂道登り。コース中の難所で、登りきって暫く歩くと公園。この頃になると集団はバラバラになり始めて歩きやすくなります。しかし、自動車道脇の一人分の歩道を歩くので、前の人を追い越すのもそう容易ではありません。公園で10Km強、2時間15分ほど経過。私の歩く速度は時速5Kmほどですから、いつものペースです。15分ほど小休止。豚饅一つで腹ごしらえ、歩いていると多くは食べられません。
保土ヶ谷公園は市民スポーツの一大拠点です。野球、サッカー、テニス、学生や一般の方がスポーツを楽しんでいます。夏ならば子供プールも。公園の一角に「かながわアートホール」があります。「神奈川フィル」の練習所や一般向けの音楽の練習場などもあります。神奈川フィルの練習は公開日があるので、一度出かけたいと思っているのですが実現していません。
坂を下り、「相鉄線星川駅」、「国道16号」を横切って「三ツ沢公園」に向かいます。三ツ沢公園はJリーグクラスのサッカー場などで広く知られています。ここも市民スポーツの一大拠点、陸上競技場で大会が開催されていました。少し下って「横浜バイパス」と「新横浜・伊勢佐木町線」の交差点で30Kmコースと分かれます。ここで15Km弱。この頃になると後から追い越されることはほとんどなくなり、逆に追い越すことが多くなります。
変化に乏しい道が3Kmほど続きます。途中、第二京浜国道を横切り、「JR東神奈川駅」の横浜寄りで線路下を通過して第一京浜・国道1号まで来ると、港未来地区は目の前に迫ってきます。軽い歩行障害が出ていましたけど13時半に無事ゴール。
20Kmを2日間、無事歩きとおせたことに感謝。残念ながら既に過去の記録で、次に歩ける保障もありません。地道にトレーニングを重ねることが大切です。
話は跳びますが、四国遍路はどのくらい歩くかご存知ですか。全長1200Km、1日に30Kmほど歩いて40日間で一周するのが平均的な行程だそうです。20Kmを2日間でははるかに及びません。その機会がいつか来ることを祈念して地道にトレーニングを続けましょう。
写真は上から、汽車の道、中華街長陽門前、青江美奈記念碑、保土ヶ谷公園内神奈川アートホール、港未来地区遠望。
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