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2007年10月28日 (日)

路上観察:北九州小倉・文学散歩(2)

Img_2143  松本清張記念館を出て小倉城内の八坂神社に向かいます。天守閣の脇にえんじ色の建物、脇の灰色の建物を含めてリバーウォークォークというショッピングモール。北九州芸術劇場や美術館もこの中にあります。場内で消防署員が訓練のようなことをしていました。

Img_2145  八坂神社は天守閣を挟んで松本清張記念館のほぼ反対側になります。立派な社で、小倉祇園太鼓はこの神社のお祭りです。7月頃、小倉の町に着くとあちらこちらから祇園太鼓の音が聞こえてきます。松本清張の「黒地の絵」は、祇園太鼓の音が引き金になって事件が起こります。

Img_2149  やはり小倉場内にある森鴎外文学碑に向かいます。地図で検討をつけていましたが、何回か付近を周回するうちにようやく見つけました。この文学碑は六角形で、私が抱く碑のイメージとはかけ離れていました。また、何かの催しの準備をしているようで、作業車輌が周囲に停車していたのも紛らわしくしていました。写真面の碑文は、『明治三十四年九月四日/夕 常盤橋上所見 稲妻を遮る雲のいろの濃き/夜 雷雨/鴎外 森林太郎/「小倉日記」より』と刻まれています。

Img_2153_2  場外に出て「無法松の碑」に向かいます。小倉の中央を南から北に流れる紫川に架かる橋の上から町を見渡せば、大きな空が広がってゆったりした気持ちになります。このような空間がある町は素敵です。写真左手がリバーウォーク、小倉城になります。

Img_2158  さて、無法松とは、小倉の作家岩下俊作が小説「富島松五郎伝」の登場人物です。そういう知識はありますが小説を読んだことはありません。TVや、『小倉生まれで玄海育ち、口も荒いが気も荒い』と歌われた村田英雄の「無法松の一生」でイメージを形成しているだけです。何回か行きましたが、いつも花が飾られていて、愛されていると感じます。場所は小倉駅から南へ20分ほど歩いた商工貿易会館裏。

 小倉駅に戻りながら森鴎外旧居に向かいます。当日(月曜日)は休館日で門が閉ざされていて残念でしたが、過去に数回訪れています。森鴎外は、1899(明治32)年からの2年10カ月を陸軍第12師団の軍医部長として小倉に勤務していますが、その前半の1年6カ月をこの家で過ごしたそうです。玄関を入ると土間が裏まで続き、二部屋だか三部屋だかの簡素な造りです。庭に植栽もあって、昔の町屋の様子がしのばれます。当時、周囲がどうであったか不明ですが、今は飲食店街のど真ん中です。ストックに写真が見つかりません。確かに撮影はしていますが整理不十分です。いずれ改めて撮影し、内部の様子などを含めてご紹介するつもりです。

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