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2006年9月12日 (火)

私的名所・その1:膳所の義仲寺

 世の中に名所は多々あります。そういう世間の合意は一切無視して、私が思い込んでいる名所、すなわち私的名所を順次ご案内しようと思います。この私的名所は、多くの方から無視されそうに思います。が、お一人でも興味を持って頂けたり賛意を評して頂けることを、望外の喜びとします。

 膳所と書いて「ぜぜ」と読みます。JR膳所駅あるいは京阪膳所駅がありますが、難読駅名でしょう。京阪電車大津線公式HPに難読駅名が掲載されていますので、次に引用しておきます。答えはHPを参照してください。私は20問中6問正解でしたが、近所に住んでいたことのある駅もあるので実質4問正解。う~~、残念。

   A.稀府(北海道・室蘭本線)        B.艫作(青森・五能線)
   C.吉里吉里(岩手・山田線)        D.及位(山形・奥羽本線)
   E.南蛇井(群馬・上信電鉄)        F.飯山満(千葉・東葉高速鉄道)
   G.勝木(新潟・羽越本線)         H.京終(奈良・桜井線)
   I.放出(大阪・片町線)          J.唐櫃台(兵庫・神鉄有馬線)
   K.太秦(京都・京福嵐山本線/JR山陰本線)  L.布忍(大阪・近鉄南大阪線)
   M.大物(兵庫・阪神本線/西大阪線)      N.青木(兵庫・阪神本線)
   O.柴島(大阪・阪急千里線)        P.畦野(兵庫・能勢電鉄妙見線)
   Q.売布神社(兵庫・阪急宝塚線)      R.喜連瓜破(大阪・地下鉄谷町線)
   S.川内(鹿児島・鹿児島本線/九州新幹線)  T.頴娃(鹿児島・指宿枕崎線)

Zeze1 話を元に戻します。
 滋賀の大津には紫式部ゆかりの石山寺、三井寺こと園城寺の両古刹。その中間に膳所の義仲寺があります。小寺で、琵琶湖岸の商店街から5分ほどあるいた住宅街の中に軒を連ねています。私の中ではビッグネームだったのですが、初めて訪れたときは「ここか?」と疑ってしまいました。

 義仲でひらめく方もいるでしょう。そうです。朝日将軍・木曽義仲の墓所です。歴史に疎いので、その先は省略しますが。左脇に側室・巴午前の巴塚があります。

Zeze2 右脇には、松尾芭蕉の墓があります。最初は芭蕉の墓を覗きに行ったようなものです。芭蕉は生前、しきりに義仲寺を来訪したそうです。そして、元禄七年(1694年)、旅の途中の大阪で逝去した際の「骸は木曽塚に送るべし」との遺言によって、淀川を船で遡って、現 在地で永眠することになったそうです。

 寺内は歩き回るほどの広さでもありませんが、句碑が20近くあります。そのうち芭蕉句碑が3つ。

   「行春を あふみの人と おしみける  芭蕉桃青」
   「古池や 蛙飛こむ 水の音       芭蕉翁」
   「旅に病んで 夢は枯野をかけ巡る   芭蕉翁」

 傍らの縁台に腰掛けて、しばし風流な思いに浸るのも良いものです。日ごろ、風流には縁遠 い生活をしていますので、せめて一時でも。

Zeze3  石山寺、園城寺には1・2回しか出かけたことが無いのに、義仲寺は5・6回訪れています 。何が良いんだか自分でも良く判りませんが。前掲の烏丸半島の蓮の花のあと、ここまで来たのだから膳所まで足を延ばそうと。まだ1ヶ月前程のこと。何回も訪れるからでしょうか、句碑の影から小動物がでてきて歓迎してくれました。いたちでしょうか?

 関東方面からはなかなか足が向かないかも知れません。が、もし近所にいく機会でもあればだまされたと思って寄って下さい。何があっても私は責任を取りませんが。

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コメント

 芭蕉句碑の一つを
   「行春を あふみの人と おしみける  芭蕉桃青」
と書きましたが、実際は
   「行春を あふミの人と おしみける  芭蕉桃青」
でした。17文字中の1文字ですからおろそかにできません。
 謹んで訂正いたします。

投稿: F3 | 2006年9月12日 (火) 22時15分

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